GWだから、旅物(コロナ自粛はさておいてください)をということで選んでみた一冊📗
しかし、表紙が秋っぽいダークな感じなので、これ?と思われるかも。
しかも、上下巻なので、旅に持って行くには、抵抗のある感じですね😅
でも、これが、余韻の残る、たぶん、自分が今経過して行く旅も仮想して置き換えてしまうかもしれないほど、のめり込んでしまうかもしれません。📗✨
(ま、何度も言うけれど、大概の人は旅を楽しみたいので、持って行かないかも)
季節は春なのです。。夏にはまだ程遠い、4月、やったかな。5月初旬だったか。その辺で。。
ただ、ダークな表紙に相反してるかといえば、いえ。全く、シリアスでミステリアスで、爽やかな感じではございません😆📗
『黒と茶の幻想』恩田陸 講談社 文庫
2006年 ※単行本では2001年
大学時代の友人グループ男女4人で、屋久島(らしき)島を旅する四日間。
30代半ばの彼らは、各々忙しき生活を置いて、ここに集まった。
フェリーの中から物語は始まる。。
太古の森を歩いていく彼ら。
“憂理”の名がキーワードのように、彼らを縛る。
目指すは、この島にある伝説の桜。。
果たして彼らの想い出も精算されるのだろうか。
爽やかではない大人青春長編ミステリー。(グロテスクとかではありませんよ)